前立腺腫瘍

前立腺腫瘍について

前立腺がんの治療

早期の前立腺がんでは、手術療法、放射線を体外から照射するIMRT、前立腺に放射性物質を挿入する組織内照射など、多くの治療の選択肢があります。どの治療法を選択しても、早期の前立腺がんでは治療成績はほぼ同じですので、入院の有無、治療期間、治療費、合併症等を考慮して、患者様の生活スタイルにあった治療を選択されることをお勧めします。

放射線を体外から照射するIMRTは、一般的に外来通院で照射を行うことができ、手術と比較して治療後の生活の質(QOL)を高く保つことができる特徴があります。

当クリニックの前立腺がん治療の特徴

当クリニックでは、放射線を体外から照射するIMRTを実施しており、経験豊富な専門スタッフにより、綿密な治療の評価のもと、高精度な治療を提供しています。
初期の前立腺がんだけでなく、前立腺全摘後のPSA再発、骨転移、リンパ節転移など、前立腺がんの再発に対しても積極的に治療を行っています。

当院の前立腺がんIMRTは、一般よりやや治療期間が短く、診察、治療の準備、照射を含めて35回程度の通院で治療を行っています。
治療期間は短いですが、治療成績や合併症は一般的なIMRTの治療成績と変わりはありません。

もうひとつの特徴として、しっかりとした固定具作成の技術とIGRTによる高い位置合わせ技術の導入により、体にラインを書かず、薄手の衣服を着たまま治療を行う、患者様に優しい治療を目指しています。

前立腺がんIMRTの合併症
治療期間中に現れる急性期の障害として、膀胱炎に伴う頻尿、尿意切迫などがあります。 治療終了後半年以上経過してから現れる晩期の障害としては直腸出血などが考えられます。
放射線治療の流れ
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